おしっこ我慢

小説

飲み会ハプニング!?〜言えなかった尿意の再来〜

乾杯!!!
小気味よいグラスがぶつかる音の後にみんなが一気にグラスを傾ける。

香苗、莉奈、桃子は大学での大の仲良しだ。
サークルも取る授業もかぶっており、一緒にいる時間が長い。

純粋に今日も3人で時間を合わせて待ち合わせをして、居酒屋での楽しいひと時を過ごしている。

「それでさー!」
基本的に話すのは香苗。おしゃべりで元気な女の子だ。

「うんうん」
莉奈と桃子は聞き上手だが、ふたりもそれぞれタイプは違う。莉奈は甘えん坊でかわいい感じの女の子。
桃子は控えめで恥ずかしがりないつもふたりについていくようなおとなしい感じの子だった。

こんなにタイプが違うのに仲が良いのか。それともタイプが違うからこそ仲が良いのか。
それは実際分からない(笑)
ただ仲良しなのは間違いなかった。

そしてこの3人の共通点はお酒が大好きなことだった。
3人とも非常に強く滅多なことでは酔っ払わない。
そして3人の性格以外の一番違うところ、
それはトイレの近さだった。

香苗と莉奈は普通の成人女性ぐらいの膀胱を持っていたが、問題は桃子である。
トイレが近いのは恥ずかしいことだと桃子自身が強く思っていたこともあり、トイレになるべく頻繁に行かなくて済むように普段は水分量は調整していた。
だからだろう。香苗と莉奈は桃子がトイレが近いのを知らなかったのだ。

ただ、今日はとても暑かった。桃子も無意識のうちについつい飲みすぎてしまっていた。

飲み会を開始して30分が過ぎる頃、案の定桃子がそわそわと落ち着きがなくなってきた。
ふと横を見ると香苗と莉奈がそれぞれの彼氏の話で盛り上がっている。
桃子も楽しそうに時折話には入っているのだが、もはやおしっこがしたいことを頭から追い出すことはできなそうだった。
そこからさらに10分が過ぎる頃、もうどうにもじっとしていられなくなった桃子はトイレに立とうと決めた。
「あのあたし…」
「ーなるほどねー。桃子はどうなの??」
ふいに香苗に話を振られる。
どのタイミングでおしっこに行くのがいいのかしか考えていなかった桃子はふいに現実に引き戻された。
突然の問いかけにこの10分間、話を全く聞いていなかったことに気づく。
「え?あっ…なんだっけ…?」
歯切れの悪い返事を返す桃子。
「えー桃子全然聞いてないじゃん!どうしたの?なんか悩みでもあるの?聞くよ!」
変に優しく、少しお節介な香苗は身を乗り出してくる。

「えっと…悩みはないよ!ちょっとトイレ行きたくて…ごめんちょっと行ってくるね!」
努めて明るく言うと席を立った。
「なーんだ、いってらっしゃい!」
ふたりが送り出してくれる。

ふたりの話題を遮ってしまい、トイレに立つことに恥ずかしさを覚えながらも、桃子はいそいそとトイレに向かった。
この居酒屋は非常に大きく、席数も多い。
しかも安くて、美味しいということで大学生や若手社会人を中心に絶大な人気があるようだった。
今日も廊下を歩いているとほぼ満席に近そうだ。

「えーっとトイレは…こっちかな?」
案内板に沿って角を曲がる。
ずらっと並んだ女性の列が見えた。

「え…こんなに混んでる。。」
桃子は唖然とする。
よく居酒屋にはいくが、こんなに混んでいるトイレを見るのは久しぶりだった。
きっと人が多いから、個室の数も多いはず!
そう思って、桃子は列の後ろについた。

そこから15分。
桃子はやっと女子トイレの中に入れるところまで来ていた。
どんなに恥ずかしくてももうそわそわと足がすり合わされてしまうのを止められない。
どうせ後姿しか見えないからと手が前に行きそうになるのを、ハッと気づいて止める。
ということをただ繰り返していた。

桃子の目の前には、ひとりの女の子とその先にあるひとつの赤い鍵マークの閉まった扉。
両隣のふたつの扉は青い鍵マークだが、張り紙が貼ってあった。
「このトイレはイタズラのため、つまっています。水が流れませんので使用しないでください」

女子トイレに入ることができ、トイレの混雑の理由がわかったが、わかったところでおしっこしたい気持ちがおさまるわけではない。
そわそわと足踏みを続ける。
ガチャとドアが開いて、女の子が入れ替わる。

あとひとり…。
水の流れる音、トイレットペーパーを巻き取る音、そしておしっこの音。
女子トイレの中は誘惑でいっぱいだった。
しかもそれに加えてさっき飲んだビールが直接膀胱に響いてきているような気がする。

ガチャ。
ドアが開いて慌てて桃子は飛び込み、念願の洋式トイレに無事腰掛けることができた。
シャーーーーーーーー。
「あぁよかった…間に合って。」
頭の中を甘美な解放感が埋め尽くそうとする頃、桃子のおしっこは終わった。
その時間、約25秒。25秒のおしっこを出すために20分近く並んでいたことになる。
さっと立って、拭き、水を流す。

個室を出ると、少し前かがみになって手が前のあたりを彷徨っている同い年ぐらいの女の子がいた。
桃子が出ると同時に個室に飛び込み、慌てて鍵をかける。
桃子が手を洗い女子トイレを出る頃には、「はぁ〜」という深いため息が聞こえてきた。

「そういえば我慢の仕草も似たようなことしちゃってたし、音消しなんてしてる暇なかったし、ため息もついちゃった気がする」たまたま聞こえた後ろの子の様子を思い出しながら、激しく恥ずかしくなる桃子だった。

ようやく席に戻ることができた桃子。
「おそいよーー!大丈夫?漏らしたの?」
ハイテンションな香苗に絡まれる。
「ちょっ…声大きいよ!漏らしてない!トイレが混んでたの!」
小さく鋭く言い返す桃子。

「あのさ!」
「あたしも実は結構我慢してて。でも並ぶの嫌だから今残ってるの飲んで一旦出ない?」
莉奈が提案する。

「ごめん!そうしよ!」
声を合わせる香苗と桃子。
そわそわと落ち着かない莉奈をなるべく待たせないように、
急いでそれぞれのグラスを傾けた。莉奈はもういらなそうなので、さっきスッキリしたばかりの桃子がいただくことにした。

3人は店の外に出てきた。
莉奈はすごく辛そうに少し前かがみになっている。
桃子も自分だけ先にトイレを済ませたというプレッシャーからたくさん飲み物を飲んだからお腹がタプタプだ。
さっき済ませたばかりだというのに少しばかり催してしまっている。こんなこと、香苗にも莉奈にも絶対言えないけど。

香苗が莉奈を支えるようにして、駅に向かう。
徒歩5分。いつもの感覚ならあっという間の距離だが、こうも状況が厳しいとものすごく遠く感じてしまう。
莉奈はもう両手で前を抑えてしまっている。少し泣いているのか香苗が優しく声をかけている。
頑張れ…桃子はそっとお腹を撫でながら前を歩く莉奈と自分の膀胱に向かってエールを送った。

「あ、駅じゃなくてショッピングモールにしない?そっちの方がトイレ綺麗だし!距離もほとんど変わらないし!」
急に香苗が思い出してそう言う。
「もう…なんでもいいよ。とにかく早く…」
莉奈が苦しそうに答える。
桃子としても綺麗なトイレは嬉しいことなので素直にうなずく。もうふたりにバレないように我慢するのが難しくなってきていた。
さっき居酒屋でトイレに立ったぐらいにはおしっこが溜まっているような気がする。少しずつ焦りの見えてきた桃子は、香苗とふたりで莉奈を支えながら駅前のショッピングモールに向かった。

普段なら5分もかからず着くところを10分かけて、3人はようやくショッピングモールに到着する。
桃子はもう気が気ではなかった。今は莉奈がギリギリの状態なのはわかってはいるのだが、
桃子も相当我慢していた。
既に3,4回ちびってしまっている。
このスピードでしか進めないことに桃子のイライラと尿意はピークに達しようとしていた。

ショッピングモールに入ると寒いぐらいの冷房が効いていた。
「あっっっっ」
思わず股間に手が伸びる莉奈、そして桃子。

「やばぃぃぃ」
思わず莉奈が泣きそうな声で情けない声をあげる。

「莉奈!もうちょっとだから!」香苗が声をかける。
もう桃子は声をかけることもできない。「早く…移動しようよ…」桃子は心の中で思うだけで精一杯だった。

桃子はこのショッピングモールは行き慣れていた。
ここは偶数階が女性トイレ、なので2Fに行けばトイレがある。
エレベーターに乗り、少し歩くとトイレが見えてきた。
早くトイレに入り、おしっこがしたくてたまらない桃子。
だが、さすがに莉奈を先に行かせないと…という気持ちも当然持っていた。

確か2Fのトイレは個室が二つだから…
ひとつは莉奈が入っても、もうひとつが空いてれば私が入れる!
桃子はそう考えながら、最後の数メートルを歩いていた。

女子トイレの中に入る。
ふたつのうちの個室はひとつ閉まっていた。
空いている方の個室に、莉奈が向かいドアを閉めた。
カチャ、と鍵が閉まる音がしたとほぼ同時に激しい水流の音がする。

「莉奈間に合ったんだ、よかった…」
友達が間に合ったことに安心しながらも、桃子は前抑えが止められない。
莉奈と隣の個室の子が出すおしっこの音でいよいよ桃子も連鎖反応を起こしそうになっていた。

足踏みをすると狭いトイレに音が響いてしまう。そう考えた桃子は力一杯あそこをおさえることでなんとかおしっこが出てこないようにとどめていた。

ザーーーーーーー。
莉奈じゃない方の個室から、水の流れる音がする。
もうすぐ、個室に入れる。なんとか間に合いそうだと安心したその時。
バタバタと後ろから足音が聞こえ、勢い良くドアが開いた。

「桃子!ごめん、ちょっと先トイレさせて!急にやばくなっちゃってて」
香苗だ。さっき飲んだ分が急におしっこに変わってしまったのか、
既に抑えているジーパンの前は色が少し濃くなっている。
「あ、、え、、、でも、、あたし…」
桃子だってもう限界だ。スカートだからわかりにくいがかなりちびってしまっている。
声を出すことができず個室をちらっと見た後に香苗を見る。
そもそも香苗は桃子我慢していることを知らないのだ。さっき居酒屋で済ませて念のためぐらいにしか思っていなかったんだろう。

その時、莉奈じゃない方のドアが開き、個室の中の女の子が出てくる。
「桃子ほんとごめん!先使わせて!実はさっき居酒屋の時から我慢してて!」
桃子が何も言えないのをokと解釈したのか、香苗が慌てて個室に飛び込む。
「ガチャ」と鍵のかける音が響いてから、ベルトを外し、ジーパンを脱ぎ、おしっこを始めるまで5秒となかったと思う。

元気な香苗らしい、勢いのいいおしっこの音が聞こえてきた。

ーそこまでだった。
香苗のおしっこの音につられ、桃子も膀胱も収縮を始める。
じわじわじわじわ。
すごいスピードでパンツにおしっこが染み出してくる。
慌てて両手で抑えるものの、もう止められない。
ジャーーーーーーーー。
パンツ越しに激しいお漏らしをしてしまう桃子。

そんな…ほんとは間に合うはずだったのに…
タッチの差で先を越されてしまった桃子の限界失禁は先ほどの居酒屋の倍、50秒近くも続いていた。

水が流れる音がして、ふたつの個室がほぼ同時に開く。
さっきおしっこをして余裕があると思っていた桃子のお漏らし…。
ふたりは呆然としながらも、泣き崩れる桃子を励ますしかなかった。

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