試験開始から、五十分。
体育館だけで、もう200人以上がおもらしをしていた。
そして今もまた、新たなダムの決壊があちこちで起こり、起ころうとしている。
一体今日の試験会場全体では何人の女の子がおもらしをしているのであろうか?
例えではなく、体育館の床は女の子たちのオシッコで浸されていた。
今危機にあるのは、家を出る前からトイレにいけなかった子だけではない。
優美は試験前にこっちについてからトイレに行く事が出来た幸運な一人である。
しかし、優美ももう限界であった。
試験どころではない、もう両手でスカートの前を押さえ込んでいた。
脂汗が優美の顔を流れる。
最後の放尿から、既に五時間以上。
優美の小さな膀胱からすれば、ここまでもったのは奇跡的ですらある。
しかしそれゆえ、優美の膀胱はもとより精神も限界に追い詰められていた。
もうなにもまともに判断をすることは出来ない。
(オシッコオシッコオシッコオシッコオシッコオシッコオシッコオシッコオシッコオシッコオシッコオシッコオシッコオシッコオシッコ)
(オシッコオシッコオシッコオシッコオシッコオシッコオシッコオシッコオシッコオシッコオシッコオシッコオシッコオシッコオシッコ)
優美の頭の中にはその言葉しかなかった。
するとだんだんと意識が薄れいき、辺りが暗くなって貧血状態になった。
優美は気分が悪くなって、机にうつぶせになった。
もう何が何か分からない。
その瞬間、優美の頭の中で膨らみきった水風船が見えた。
その水風船は驚くほど大きく膨らみ、それでもなお蛇口からは水が注ぎ込まれている。
膨らんで薄くなった水風船、蛇口からは水風船内の圧力が高まって入りきれなくなった水が一筋溢れ出した。
その時、優美は薄れ行く意識の中でクロッチの辺りが少し暖かくなった気がした。
クロッチが水色から青色に変色する。
イメージの中では、蛇口からあふれ出した水が行く筋も水風船の表面を伝っている。
優美の本物の水門からも、熱い優美のオシッコがちょろちょろと流れ出て水色のパンティーがどんどん青色に変色してゆく。
そして、膨らみきった水風船がついに破裂した。
優美はほとんど意識の無い中、下腹の辺りが軽くなりお尻のほうから足の方にかけて暖かくなる感覚がした。
優美の貯まりに貯まったオシッコが溢れ出したのだ。
ジューというより、ジョロジョロと漏れ出した優美のオシッコはパンティーを越え、バーバリーのスカートをオシッコに浸した。
ゆっくりと、しかし大きな水溜りが優美の下に広がっていった。
15:00
地獄の英語の試験が終了した。
リスニング後、トイレに立つ子が続出したが、待ち受けていたのはまたもやトイレの行列だった。
諦めて帰った子もいる。試験を放棄してトイレに並び続けた子もいる。そして、おもらしをした子もたくさんいた。
この時点で、講義厚生棟では50人以上、講堂棟だけでも2000人以上がお漏らしをしてしまっていた。
試験会場も廊下も、当然トイレも女子受験生の悲惨な跡で一杯だった。
終了した時点でおもらしをしていない女子は、運良くトイレに行けた女子か強靭な膀胱を持つ子だった。
それでもまだ1500人以上の女子が破裂しそうな膀胱を抱えている。
本当ならおもらししているような子も、パンパンに膨らんだ膀胱を抱えていた。
弘美、美穂、優美の三人はおもらしをしながらも試験には健闘した。
が、三人とも試験が終わった瞬間に泣き崩れてしまった。
年頃の女の子のおしっこのにおいが漂う試験会場の中でそんな女の子がたくさん涙を流していた。
試験が終わっても学校のトイレに並び続ける子も多かった。
周りにトイレのありそうな店は、駅前のコンビニと駅のトイレくらいだ。
駅までは徒歩十五分程度。いつもならなんでもない距離が、張り詰めた膀胱を抱える女の子たちには移動不可能な距離だからだ。
しかし、トイレは相変わらず長蛇の列だ。
なぜなら仮設トイレはあまりにも多くの女子受験生が用をたしすぎ、排水槽がいっぱいになり使用不能になっていたからだ。
講堂棟のトイレの前は大きなペットボトル一杯分の尿を膀胱におさめている女子で列をなしている。
しかし、試験が終わった気の緩みから彼女達の我慢は先ほどとは比べ物にならないほどもろいものであった。
田口茜は髪の長い優等生タイプの女子高生であった。
茜は、我慢に我慢を重ねやっと講堂棟のトイレの近くまで並んだ。
黒いコールテンのズボンの後ろには、丸く小さな染みがある。
試験の最中に二回ほど限界を超えて漏れ出してしまったのだ。
しかし、茜は前をしっかりと押さえ、必死の精神力で完全な崩壊を食い止めたのだった。
結果、コップ一杯ほどをショーツの中にこぼしただけで食い止める事が出来た。
しかし、まだ膀胱内にはコップ何杯もの茜の尿が蓄えられているのだ。
それが外に暴れ出ようと、茜の蛇口をこじ開けようとする。
茜は必死に右手で、ズボンの中に手を入れて押えているのが現状だ。
しかし、茜の出口に集積した尿は休む間無く茜を責め立て、次の瞬間にも屈服してしまいそうだった。
そう、思った時突然尿意の波が来た。
二つ前の子が、おもらしをしてしまい、尿が床に叩きつけられるジョロジョロという音を聞いたからだ。
漏れた尿で冷たさを感じていた指先にぬくもりが伝わった。
(いや!!!)
しかし、この程度で屈していてはもうすでにおもらしをしている。
最初は、ジョロ・・・と出た尿を必死で押えて蛇口を閉め、シュー・・・と収めた。
立っている時に出たため、太ももにぬくもりが広がったが、それはすぐに止まった。
(ここまで来たのに、このままじゃ間に合わない!)
そう考えた茜は、今まで半開きだったズボンのチャックを下まで下げ、すっとズボンを下に落とした。
お尻のところが染みになり肌に張り付いた、黄色いギンガムチェックのショーツと白い太ももがあらわになる。
そして、両手で股間を包み込むようにぎゅっと押えた。
もう、恥も外聞も無い。こうでもしないと漏れ出てくるのだ。
周りの子は最初は困惑した。しかし、ちらほらと茜に追随する子も出始めた。
スカートの子は捲ればいいが、ズボンの子はそういうわけにも行かず押えにくい。
そんな失禁の淵にいる子が次々とズボンを膝くらいまで下げ、色とりどりのショーツと眩しい太ももをさらけだした。
そんな光景も仕方の無いことであった。
列に並んだ子で、漏らさずトイレまでたどり着けるのは三分の一もいなかったからだ。
そんな中でも茜は耐えて並んでいた。前の子達もズボンを下ろしている。
すぐ前の子はグレーのショーツで染みが目立っていた。
その前の子はライトグリーンのレースショーツだった。
(みんな頑張ってるんだ・・・)
そう思った時、ライトグリーンのショーツの子が壁に両手をついてもたれかかった。
見ると、太ももの間から太い尿が滝のように落ち、ズボンにビチャビチャと落ちていた。
(かわいそう・・・)
そう思いつつも心のどこかでは、一つ前に進めることを歓迎していた。
茜がトイレまで後一人にまで来た時にはグレーのショーツをはいていた子も脱落していた。
目の前では、ベージュのスカートを巻くりあげ並んでいる少し長身の子を残すのみとなった。
ドアが開き中に入る、するとすぐに激しい放尿音が響き渡った。
(ちゃんとパンツ下ろせたのかな?)
茜は安心感からかそんなことを考えていた。
すると、急に膀胱がうずき出した。
「ダメ!!!」
茜は思わず声が出た。貯まりに貯まった茜のおしっこが尿道に注ぎ込まれてきた。
ショーツ越しに尿道口が膨らむ感覚が伝わる。
茜は無理矢理、つねり、抑えておしっこが暴発するのを食い止めようとした。
トイレからはカラカラというトイレットペーパーの音がする。
「早くしてください!お願い!早く!」
茜は思わず叫んでしまった。
その声にびっくりしたのか、解放への扉はすぐに開いた。
夢にまで見た白い便器が目に入る。
茜は急いで中に入ろうと一歩踏み出した時、今までに無い圧力でおしっこが噴出した。
ジョーーーー、ボトボトボト・・・・
溢れ出たおしっこはズボンに落ち、流れによって床にも落ちる。
茜の後ろの子からは、まるでおしっこを股間からひきずって歩いているように見えた。
茜は中に入ると鍵をかける余裕も無く、ドアが半開きのままで便器にしゃがみこんだ。
ショーツから流れたおしっこが直で便器に落ちる。
じょぼじょぼじょぼ・・・・
とどまることのないおしっこの音が聞こえる。
茜は気を取り戻すと、おしっこが流れ出たままショーツをずらした。
ジュウーーーと既に放尿から一分近くたっていても勢いの衰えないおしっこの音がした。
(はぁぁぁ・・・・)
茜はもうその快感のあまり何も考えられなくなっていた。
いつの間にか、尿の勢いが弱まってきた時、「ドン!ドン!」と激しくドアを叩く音が聞こえた。
茜は我に返り、あそこを拭く間もなくおしっこを止めて濡れたショーツとズボンを上げた。
上げる時、ぐっしょり濡れたズボンが見えた。
すぐに、ドアを開けようとしたが外側で何かが引っかかって開かなかった。
力を入れてあけるとそこには後ろの女の子がへたり込んでいた。
見ると、今までの女の子がおもらしをして出来ているオシッコの海の中に、彼女の股間を中心として波紋が出来ている。
ショーツがあらわになっていたので、彼女の状況がすぐに分かった。
彼女の白いショーツのクロッチからオシッコが流れ出ているのがよく見えた。
あと少しのところで間に合わなかったのだ。
茜はそんな姿にショックを受けているうちに、さらに後ろの女の子が茜を押しのけトイレの中に入った。
そして、すぐにまた激しい放尿音が響き渡ったのだった。